
ギリシャに生まれたパトリック・ラフカディオ・ハーンは、1890年に来日後、1891年に松江の武家の娘・小泉セツと結婚。「小泉八雲」と改名し、松江を始めとし、日本各地に転住しながら、欧米に日本文化を紹介する著書を多く残しました。 中でも、日本古来より語り継がれてきた「雪女」や「耳なし芳一」等のお話を紹介した“Kwaidan(怪談)”は、欧米のみならず日本の怪談文化の発展にも貢献しました。
小泉八雲が“Kwaidan”に興味をもったのも、古くからの文化や歴史が息づく松江に触れたことがきっかけになったのでしょう。