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2024.08.23
株式会社ディー・エル・イー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員CEO: 星秀雄、以下DLE)は、前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前田操治、以下「前田建設」)のICI未来共創センター(以下、「同センター」)と株式会社タジク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中義弘、以下「タジク」)が手掛ける画像生成AIシステムの開発における、画像生成AIの普及に向けて重要となる権利許諾の在り方を提案する試行(以下、「本試行」)に、「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターを教師データとして提供し、A Iビジネスで課題とされる著作権者であるIPホルダーやクリエイターへの正しい利益還元のあり方の解決に向けた、以下の取り組みに参画しました。
1. 「秘密結社 鷹の爪」画像を教師データとして使用した、AI似顔絵生成システム(以下「同システム」)を開発。
2. 8月より「前田建設ICI未来共創センター」の来場者に対し、「秘密結社 鷹の爪」のキャラクター「吉田くん」風の似顔絵を同システムで生成し、配布。
3. 似顔絵の配布枚数に応じた額を、著作権利用の対価として請求処理。
図-1 著作権利用の許諾と対価設定を組み込んだ新たな画像生成AI利活用の試行の流れ
日本のIPビジネスを牽引し世界へ広げることを目標に掲げる当社にとって、世界中で課題となっている「画像生成AIのビジネス活用における著作権処理」の解決に向けた試行に参画する意味は大きく、新たなAIシステムによりクリエイティブコンテンツの著作権が正しく活用され、IPホルダーだけでなく全てのクリエイターにとって新たな収益源を創出することで、著作権者、画像生成AIのユーザー、生成AIで作成されたコンテンツのユーザーの三者全員が価値を享受できるエコシステムの成立に寄与できると考えています。
「秘密結社 鷹の爪」による新たなエンターテイメントと市場の開発で成長を遂げた当社は、これからもAIをはじめとしたWEB3分野に積極的に挑戦し、最新技術とIP・エンターテイメントの掛け合わせによる新しいエンターテイメントの創出に邁進して参ります。